トレンチコート
「腿まであるコートが欲しい」とムスメにリクエストされまして、
ほんだらどんなデザインがええのや、と通販カタログや雑誌を2人で見ておりますと
「こんなん」とムスメが指差しますのはトレンチコートでした。
ああ。感嘆符。
ムスメと萌えどころが同じでよかった。(笑)
というわけで、はりきってトレンチコートに取りかかりました。
まずは型紙ですが、もう7年くらい前にワタクシ用に縫ったスモークピンクのトレンチコート、
試しにムスメに着させてみたら・・・さすがにがぽっとでかい(笑)。
しかし1からまた起こす気合いもなく、
また何よりその型紙で縫ったものがあるというのは、完成品が実際にあって確認できるというのはとっても魅力的。
トワルの重要性を、縫えば縫うほど感じている今日この頃なのでございます。
で、なんか服のシルエットもどんどんゆったりがっぽりぎみになっているし、
ムスメもこれからお年頃になってお肉もついてくるでしょうから
まあこれでよかろう、とその7年前の型紙を引っ張り出して縫いました。
思えば1号を縫った時は、大人用のこんな大物を、しかも自分で起こした型紙で縫ったのは初めてだったので
完成した時は「できたーー!」って感激だけで大満足でしたが、着ているうちに粗もわかってきたので、
7年目のリベンジは今持てるすべての技と知識(あるのかそんなもん)を動員してーー!
と、けっこう鼻息荒く意気込んで作りました。
ボタンは何年か前に神戸のRolloさんで購入したもので、
そのときは6つしか買えなくて、仕方なく残りは黒いボタンで代用するという荒技を使っていたのですが、
これが前日の名古屋三越での「神戸のナチュラルなくらし」イベントでRolloさんで同じボタンが売ってまして!
きゃっほるんるんでボタンを付け替えたのでありました。

生地:ソレイユ コットンナチュラルフィニッシュ グレイッシュベージュ
型紙:「ミセスのスタイルブック」(文化出版局) 2003年 春号