日本の夏が暑くなったのか それとも寄る年波に勝てないのか この2、3年、真夏は袖のないトップでないと過ごせません。 半袖のちょこっとした袖でもダメ。 というわけで、必要に迫られて タンクトップ類強化キャンペーン実施中です。 (現在休止中、再開したいもののしないままに夏を終えそう〜) まず作ったのが、Wildberryさんの無料配布パターンのキャミソール。 使った生地はリブ地で、前にこれでTシャツを作ったところ 裾がびろびろに伸びてしまい、どーにもこーにも致し方ない物ができあがってしまいました。 で、そのTシャツを解体してこのキャミを縫ってみたのですが、 裾が切り替えになっているおかげで裾の伸びは解消され 予想以上にいい出来上がりになりました。 Wildberryさん、こんないいパターンを無料配布してくれてありがとうございます。 型紙:Wildberry 生地:コスモ |
次に作ったのが、手持ちの服をそのまま紙にトレースして 作ってみたランニング型Tシャツ。 これが失敗でした。 元にした服の生地はかなり伸縮性に富むもので、 さらに衿回り、袖回りはストレッチタイプのレースで処理してあるのですが、 このニットは思った以上に伸縮性がなく、 従ってできあがった物はきっつきつのぱっつぱつ。 特に袖回りは脇で止血されてるんじゃないかと思うくらいのきつさでした。 しくしく、形も生地も気に入っていたのに こんな拷問みたいな服は着れやしないじゃない。 生地:布の家あかね |
気に入った生地でいきなり作ると失敗した時に悲しいと学習しましたので(今更かい) その後、脇ぐりを改良したり身幅も調整したりして 練習用の安いニットで2、3枚縫いました。 しかしこれがまたなかなか奥が深くて。 たとえば、襟ぐり、脇ぐりは玉縁で処理しましたが、 生地の伸縮率によって引っ張り方を調整しないとダメなのですね。 伸びがいいと身頃と同一平面にならないびろーんとした出来になったり 逆に伸びないのに引っ張りすぎるとできあがりが小さくなってしまったり。 使うニットの性質によって、型紙も補正しないと できあがりが全然違うものになるのがよく分かりました。 で、なんとなくそこいらの加減が分かってきたところで 本命のいかり接結ニットにはさみを入れ、タンクトップにしたのがこちら。 裾がちょっと伸びてしまったかな。 でも生地が柔らかく肌触り満点、現在ヘビーローテーションで着ております。 生地:CHECK&STRIPE |