以前に縫ったクルールさんのワイドクロップドパンツ、 そのままではローライズなウエストが落ち着かないもので、股上を５センチ深くしてコーデュロイのパンツにしました。 そしたら今度は深すぎました。とほほ。 あと１、２cm浅かったらベストかも。 それはまあ次回への課題ということで・・・とはいっても、その次回はいつなんだか。（爆） 生地はけっこうしっかりとしたコーデュロイ。 ちょっとしたコートにでも使えそうな感じで、 これも布山で長いこと寝かせていた布です。 当時、雅姫さんがこういうコーデュロイのテーラードジャケットを着た写真が雑誌に載っていて、 こういうのが縫いたい〜！と思ってこの生地を買った記憶があります。 あの頃は、「こんなん縫いたい！」と思ったらホンマにそんなんが縫えると信じていましたねえ。（遠い目） だからこそ縫い物へのモチベーションも保てたのだし、 その無謀なチャレンジの結果である失敗からたくさんのことを勉強したからこその今があるのですが、 この生地を縫っていると、そんなまだ若い頃（って１０年も経ってないけど）の未熟さと情熱が思い出されて なんだかこっ恥ずかしい気持ちになりました。

生地：	CHECK&STRIPE
型紙：	クルール　ワイドクロップドパンツ

＊　追加　＊ 布山から出てきたこのツイードで もう１本このパンツを縫おうとしたら、 綿かと思っていたらウールでした。 気が付いたのは接着芯を貼ろうと 霧吹きしてアイロンを掛けた時。 （水通しはほとんどやらないぐーたらモノなのです） ・・・触ってみてもウールとコットンの区別がつかないなんて。 何年縫い物やってんだか。あああ。 確かに、縫ってみると、そして仕上がり品を着てみると しなやかさがコットンとは全然違いました。 光沢があり、ちくちく感もなく、とても良いウールです。 トラッドな感じのいい秋冬用パンツになりました。

生地：	CRAFT PUKU